■物流統括管理者とは
改正物流二法において、特定企業については物流統括管理者の選任が義務付けられることとなり、「物流統括管理者ってなんだ?!」「CLOみたいなもの?!」と、耳の早い人たちの間で喧々諤々の議論が行われています。
弊社では、この二つは「別のもの」と考えています。詳しくは、弊社社長 湯浅和夫がロジスティクスビジネス誌の「物流コンサル道場」に詳しく書いておりますので、ぜひご覧になってみてください。5月16日の弊社ブログにも説明があります。
■生成AIに聞いてみた!
物流統括管理者とCLOの違いについて、生成AIに聞いてみたところ、弊社の解釈とほぼ一致する回答が出てきたので驚きともにシェアさせて頂きます。
使ったのはWindowsパソコンの右下に常駐しているCopilotです。ちなみに上記イラストもCopilotに「物流統括管理者」を描いてもらったものです。
■生成AIによる「物流統括管理者とCLOの違いとは」
以下が生成AIの回答です。
CLO(Chief Logistics Officer、最高物流責任者)と物流統括管理者にはいくつかの違いがあります。以下にその主な違いを列挙します。
役割の範囲:
CLO:企業全体のサプライチェーンを統括し、調達、生産、保管、輸送、販売などの各業務を統合して管理します。企業の中長期経営戦略と同期したロジスティクス戦略を作成し、全体最適を目指します。
物流統括管理者:主に企業の物流プロセスに焦点を当て、物流の効率化を推進します。特定荷主に対して中長期計画の作成と実行を義務付けられています。
視野の広さ:
CLO:サプライチェーン全体を見渡し、製品開発や経営など企業内の全ての部門に対して助言や指示を行うことが求められます。
物流統括管理者:物流プロセスの効率化に特化し、特にドライバーの荷役時間や待機時間の削減に重点を置きます。
法的義務:
CLO:特定の法的義務はありませんが、企業の戦略的な物流管理を担当します。
物流統括管理者:流通業務総合効率化法に基づき、特定荷主に対して選任が義務付けられています。
組織内の位置付け:
CLO:企業の役員クラスや物流部門長クラスのポジションであり、全社的な戦略に関与します。
物流統括管理者:企業の物流部門内での管理的地位にあり、物流プロセスの効率化を担当します。
■生成AIの回答はいつも同じではない
ご存知のとおり、生成AIには同じ質問をぶつけても同じ回答が返ってくるとは限りません。回答の正誤は自分で確認する必要がありますが、要約・文章化はとんでもなく早いのでうまく活用したいものです。
ちなみに、この記事は上記の引用部分以外は人間が書いていますが、その部分の価値が高いのかというと、そうでもなさそう。。・・・非生産的?!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
Comments