株式会社湯浅コンサルティング
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長距離便が確保しづらくなってきた。高い運賃を提示しても取り合ってもらえず、荷主は自社の荷物を運んでもらえなくなることに危機感を覚え始めている。こうした問題を業界全体で解決しようと、各業界で企業間連携が活発化している。家電業界、日用品業界、チルド食品業界の連携体を取り上げ、文字通り個社レベルでは決して踏み込めない、業界をあげた連携ならではの取り組みに議論が弾む。
長距離を拒否する業者が増加/家電製販が物流新会社構想を発表/日用品業界は14社が協議会を設立/チルド食品も研究会発足で続く
第4回の三省合同会議が開催され、それを経て改正物流効率化法施行にあたっての基本方針や努力義務、判断基準等の取 りまとめが公表された。内容に大きく変化はなかったため 一同の議論は物流業者との不公正な取引関係に移る。編集長の「2025年は法令順守が大きなテーマになる」との主張に全員が賛同し、独占禁止法、下請法、物流特殊指定へと話が展開していく。
改正物流法施行の準備が整った/各事業者に求められる法令順守/荷主の優越的地位乱用を規制/「物流特殊指定」九つの禁止行為
物流に関わる国の動きを記録に残しておきたいという編集長が年表を作成したが、大先生は興味がないようだ 話はJILSのロジスティクス全国大会で報告された「中距離帯の鉄道モーダルシフト」に移っていた。これまでの鉄道輸送は長距離帯という常識を覆す取り組みに、議論が熱を帯びる。結論は「モーダルシフトはマインドシフトから」だった。
国の物流に関する動きを年表化した/中距離帯に鉄道輸送を使う新スキーム/モーダルシフトはマインドシフトから
今年5月に公布された改正物流効率化法の具体的な中身が徐々に固まってきた。いつものメンバーで一つ一つ。詳細を確認していく。踏み込んだ内容感心したり、実効性を懸念したり、あるいは不自然な表現に文句をつけたりと、それぞれ勝手放題だ。意見を提出するつもりでもあるのか、パブリックコメントの募集開始にも関心を示している。
第3回合同会議が開催された/中長期計画と定期報告の内容/不可解な物流統括管理者の定義/無理にCLOにする意味はない
国土交通省の資料によると営業用トラックの積載効率は近年40%前後で低迷している。1990年代までは50%前後を維持していたが、多頻度小口化の進展によって長期的に低下する傾向にあり、問題視されている、ただしこの「積載効率」および「積載率」という言葉の使い方には、一部に混乱があるようだ。
第2回三省合同会議が開催された/積載効率と積載率が混在している/判断基準が示された/取り組み状況を国が評価・ランク付け
荷主に新たな規制の網をかける改正物流効率化法が4月に成立したのを受けて、行政が慌ただしく動いている。6月28日には経済産業省・国土交通省・農林水産省による「第1回三省合同会議」が開かれて、法規制の施行に向けた具体的な検討が始まった。続いて7月25日には、岸田首相出席の下、「第5回物流革新に関する関係閣僚会議」が開催された。
第5回関係閣僚会議が開催された/三省合同会議の論点整理/フォローアップ調査結果を見る/元請けの前向きな取り組み
今年5月の法改正で、国土交通省が新たに指定する「特定荷主」約3000社に選任が義務付けられることになった「物流統括管理者」を巡って、一同の議論が続く。その当面の役割の一つ、ドライバーの荷待ち荷役時間を合計2時間以内に抑えるといういわゆる「2時間 以内ルール」は、その解釈に関係者の間で混乱が起きているようだ。
物流統括管理者は本業に専念すべし/物流業界で多様な連携が始まった/「2時間以内ルール」をめぐる論争/荷待ち等の時間短縮は自社施設に限る
編集長は「物流統括管理者」の登場をCLO(最高ロジスティクス責任者)にこじつける風潮が、どうにも気に入らないようだ。その材料のつもりなのか、1990年代当時の大先生の講演テキストをカバンから取り出した。そこには「メーカーの物流管理には4つのレベルがある」と書かれている。①後処理型物流②物流システム③ロジスティクス、そして④SCMだ。
大先生事務所の開設20年を祝う会/いまでも多い「後処理型物流 」/図には登場しない「物流統括管理者」/ 物流統括管理者への期待
4月26日、「2024年問題」対策を盛り込んだ「物流総合効率化法」と「貨物自動車運送事業法」の改正案が成立した。これにより、主な荷主企業に役員クラスの物流統括管理者を選任することが、新たに義務付けられることになった。物流部門にとって追い風になるだろうか。
物流関連法の改正案が国会で成立した/ドライバー不足対策は三つある/ロジスティクスを担うのがCLO/物流統括管理者から供給統括管理者へ